奈良いのちの電話協会
●NIDロゴマーク
奈良いのちの電話協会のロゴマークは、2004年のNID会館竣工時に、一般公募した中から選ばれました。

●トップページのデザイン
奈良・東大寺の故清水公照長老が、当協会の発足時に揮毫してくださった旗の原画を中心に据え、全体を奈良の伝統産業のひとつである藍染風にデザインしました。

あゆみ(組織の沿革)

社会福祉法人 奈良いのちの電話

いのちの電話は電話を通して、生きる希望や勇気を失った人たちの良き隣人として、必要な援助の手をさしのべようとする市民運動で1953年にロンドンで始められ、現在70カ国、数百の都市に普及しています。
日本では、1960年ドイツの協会から派遣された宣教師ルツ・ヘットカンプ氏の傾聴ボランティア活動として始まり、1971年東京いのちの電話が開設しました。以来、各地に開設され現在では52か所におよんでいます。

奈良いのちの電話は1979年11月1日、全国で第8番目に開局し、24時間1日も休まず「眠らぬダイヤル」として、研修を受けたボランティア121人から始まりました。開設以来、これまでに1081人が相談員として認定され、現在約300人が活動しています。
自殺予防とともに、さまざまな精神的葛藤や混迷を抱えて苦悩する人たちに対し、健康な社会人として生活できるよう、年間2万4千人余りの人たちに寄り添っています。

組織の沿革

社会福祉法人 奈良いのちの電話協会のあゆみ
1977
奈良いのちの電話協会設立準備委員会発足
電話相談員養成講座開講
1979
奈良いのちの電話協会設立
電話相談開始(全国8番目)
日本いのちの電話連盟設立、当協会加入
1982
社会福祉法人取得(厚生省認可)
1984
奈良すこやかテレフォン開始(奈良市教育委員会委託)
第6回いのちの電話相談員全国研修会まほろば大会開催
1985
設立5周年記念「ただいま話し中」発刊
1990
奈良県教育委員会教育推奨団体賞受賞
1991
ファクス相談開始 後援会組織「友の会」発足
1993
第6回全国電話相談研究集会奈良大会開催
1994
保健文化賞、厚生大臣表彰を受賞
「橿原センター」開設(橿原市協力事業)
1995
「阪神淡路大震災被害者フリーダイヤル」参加(郵政省補助事業)
電話相談員養成課程を2年間に延長
1999
設立20周年記念「実践 電話カウンセリング ~いのちの電話の現場から~」発刊
「社会を明るくする運動」に貢献したとして法務大臣賞受賞
2001
フリーダイヤル「自殺予防いのちの電話」参加(厚生労働省補助事業)
2002
相談受信件数50万件突破
2004
「NID会館」竣工
2005
設立25周年記念河合隼雄文化庁長官文化講演会
奈良新聞社賞受賞
2007
自死遺族等支援事業“よりそいの会あかり”開始
子ども専用フリーダイヤル「ティーンズなら」開始
文科省「24時間いじめ相談ダイヤル」協力開始
2009
チャイルドラインなら開始
2010
インターネット(メール)相談参加
設立30周年記念「生きる」発刊
設立30周年として、奈良県より「あしたのなら」表彰
2011
フリーダイヤルいのちの電話震災ダイヤル参加
人権文化賞受賞
2012
自殺対策緊急強化補助事業
「『死にたい』~声に寄り添って~」発刊
2016
「ならりん」にマスコットキャラクターを委嘱
2018
NID会館改修
2019
チャイルドラインなら休止
設立40周年記念事業

奈良いのちの電話協会事務局

〒631-0816 奈良市西大寺本町8-27
社会福祉法人 奈良いのちの電話協会
TEL 0742-35-0500 (月曜日~金曜日、午前10時~午後5時)
FAX 0742-35-0533